マニュアル

フィルターパネル

5 系統のフィルターを手動値・LFO・オーディオモジュレーションの 3 レイヤーで重ねて、映像の質感を作るパネルです。

filters Pro Event Pass
フィルターパネル

概要

フィルターパネルは、AUTOVJCLUB の映像を「素材のまま」から「演出された見た目」に変える中心です。Blur、Hue、Brightness、Contrast、Saturate の 5 系統に対し、手動の基準値・LFO による周期変動・オーディオに連動した変動を別レイヤーで重ねられるため、単純な静止値では出せない揺れや呼吸感を作れます。VJ ソフトの感覚で言えば、ここがもっとも演出密度の高いエリアです。

運用では、まず Manual で基準値を作り、必要なパラメータだけにモジュレーションを足すのが安定します。全項目を同時に動かすと派手には見えますが、長時間では疲れやすく、MV や歌詞との干渉も増えます。Auto モードはジャンル連動でフィルター全体のプリセットを時間方向で切り替える仕組みで、Pro Event Pass で解放されます。MV Skin Protect は MV オーバーレイ表示中の HUE / BRT / SAT を抑え、人物・アニメ映像の肌色や輪郭が破綻しにくいように働きます。

コントロール詳細

モードセレクター(None / Manual / Auto)

パネル全体の運用モードを切り替えます。

  • None: フィルターを完全リセットし、全パラメータの基準値とモジュレーションを切ります。素のソースに戻したいときに使用。
  • Manual: プリセットチップと各パラメータスライダーが表示され、手動で詰める通常モード。
  • Auto: ジャンルに応じてフィルタープリセットを自動切替するモード。Demo でも利用可能。
MV Skin Protect トグル(None モード以外で表示)

ON にすると、MV オーバーレイ表示中は HUE / BRT / SAT の効きを抑え、肌色やアニメ顔の崩れを防ぎます。MV を多用する現場では常時 ON 推奨。

プリセットチップ(Manual モードのみ)

ワンクリックで複数パラメータを同時に当てます。Video / Chill / Warm / Noir / Industrial / Dramatic / Strobe / Psychedelic などが用意されており、ベースの方向性を瞬時に切り替えられます。

各パラメータスライダー(BLR / HUE / BRT / CON / SAT、Manual モード)

それぞれの基準値を直接編集します。可動範囲は BLR 0〜20 / HUE 0〜360° / BRT 0〜10 / CON 0〜3 / SAT 0〜3。LFO または Audio モジュレーションが ON の場合、スライダーは現在の合成値を表示する読み取り専用に切り替わり、ハンドル操作はできなくなります。

LFO トグル(各パラメータ右、波形アイコン)

LFO(低周波振動)モジュレーションを ON / OFF します。ON にすると下に SPD / MIN / MAX / 波形(Sin / Tri / Saw)の詳細パラメータが展開され、リアルタイムプレビューも表示されます。SPD は周期速度、MIN / MAX は振幅範囲、波形は変動カーブです。

Audio トグル(各パラメータ右、スペクトラムアイコン)

オーディオ入力連動のモジュレーションを ON / OFF します。ON にすると Band(low / mid / high)と SENS(感度 0〜2)の選択肢が出ます。低音でブラーを揺らす、高音で明度を跳ねさせる、といった音→映像の連動が組めます。

Auto モード設定(Auto モード時)
  • Genre-linked ラベル: 認識ジャンルにフィルタープリセットが自動マッピングされている状態を示します。
  • Rotate スライダー: プリセットを切り替える間隔を 5〜120 秒(5 秒刻み)で設定します。

現場での使い所

映像が地味なら Brightness や Saturate を少し持ち上げ、硬すぎるなら Blur を薄く足すだけで印象はかなり変わります。キックに反応させたいときは Contrast や Brightness の Audio モジュレーションが扱いやすく、酔わせすぎたくない場面では Hue を固定して他だけ動かす方が破綻しません。MV や歌詞を前に出す時間帯は、まず MV Skin Protect を確認してから攻めるのが安全です。

関連設定

素材側の雰囲気は ソース、さらに上から質感を足すなら シェーダー が近い役割です。Filters はその中間で、現場の空気感を最も素早く調整できます。

フィードバックを送る

実運用で詰まった点や不足している説明があれば、Feedback パネルから送信できます。

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Pro Event Pass で全機能解放

自動認識や自動ローテーションなどの放置運用向け機能は Event Pass で解放されます。

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