概要
オーディオパネルは、AUTOVJCLUB が音を聞き取るための起点です。マイク入力(HTTPS 必須、localhost 例外)を有効化し、対数ゲインで入力レベルを整え、必要に応じてスペクトラム表示を画面に出します。マイク入力は曲認識・楽曲変更検出・Audio modulation のすべての前提になるため、ここが安定していないと後段のすべてが揺れる重要パネルです。
入力ゲインは Manual と Auto Gain の二段構えで、Auto Gain を有効にすると環境音の変化に追従しますが、現場ではバンド演奏やフロアの歓声でレベルが暴れることがあるので、Manual で基準値を作ってから Auto を被せる運用が安定します。スペクトラム表示は装飾レイヤーとして役立つ一方、常時 ON にすると情報過多になりやすいので、ジャンルに応じて出し入れする方が現場では扱いやすいです。スペクトラムの自動ローテーションは Demo でも利用可能。
コントロール詳細
- LIVE バッジ(マイク有効時、ヘッダー右)
マイクが取得済みで音を流していることを示します。控えめな表示。
- REC ボタン(メイン画面のみ)
マイク入力を開始 / 停止します。エラー時は赤フラッシュ + 下にエラーメッセージ。Control 画面では別表示の通知バナーに置き換わります(リモート制御画面ではメイン画面側で操作してもらう想定)。
- マイクエラー表示(エラー発生時)
権限拒否、デバイス未接続、HTTPS でないなどの原因をローカライズして表示します。Sentry にも通知されます。
- オーディオレベルメーター
リアルタイム入力レベルを縦バーで可視化。緑〜黄の範囲に収まっているのが理想で、赤に張り付くとクリップ気味、ほぼ動かないと弱すぎ。
- GAIN スライダー
入力ゲインを 0.001x〜20x の対数スケールで設定します。スライダー位置は内部で 0〜1000 に正規化され、低音域は 3 桁小数、高音域は 1 桁小数で表示。Auto Gain が ON のときは無効化。
- Auto Gain スイッチ
入力レベルを自動で目標値へ合わせるモード。環境音が安定しない長時間営業向け。Manual と切り替えて使い分けます。
- SPECTRUM 表示トグル(目アイコン)
スペクトラムビジュアライザの表示 / 非表示を切り替えます。OFF にすると以下の SPECTRUM 設定群がグレーアウト。
- モードボタン(wave / bars / mirror / dots / circle など)
スペクトラムの描画モードを切り替えます。各モードで下に表示される太さ系スライダーが入れ替わります。
- 自動ローテーションスイッチ + 間隔スライダー
スペクトラムモードを時間で自動切替。間隔は 5〜60 秒(1 秒刻み)。Demo でも利用可能。
- カラーパレット(5 色)
Cyan / Magenta / Yellow / White / Orange からスペクトラムの色を選択します。アクティブなものは白枠。
- OPC スライダー(透明度 0〜100%)
スペクトラム全体の不透明度。背景動画に対する重なり具合を調整。
- LINE スライダー(wave / circle モード時、1〜10px)
波形ラインの太さ。
- BAR スライダー(bars / mirror モード時、0.2〜3x)
バー幅倍率。
- DOT スライダー(dots モード時、1〜10x)
ドットサイズ倍率。
- 折りたたみ矢印
パネルを最小化します。
現場での使い所
本番前のチェックでは、まずレベルメーターが緑〜黄の範囲に収まる入力ゲインを作ります。弱すぎると曲認識のヒット率が落ち、強すぎるとオーディオモジュレーションが暴れて視覚が疲れます。バンド転換や DJ 切替のあとは音量バランスが変わるので、転換時にレベルを再確認するクセを付けると認識安定性が上がります。マイクが起動できないときは Chrome の権限設定と HTTPS 接続を疑ってください。
関連設定
入力品質は 楽曲検出 の精度に直結します。フィルター の Audio modulation と シェーダー の動きもこのパネルの入力次第で変わるので、視覚側が暴れたら最初にレベルメーターを見直してください。
実運用で詰まった点や不足している説明があれば、Feedback パネルから送信できます。
自動認識や自動ローテーションなどの放置運用向け機能は Event Pass で解放されます。