概要
楽曲検出パネルは、ACRCloud を使った曲認識と、その結果を MV / 歌詞 / ジャンル切替に渡す自動化機能をまとめたコアエリアです。Lookup ボタンを押すたびにマイク入力から短いサンプルを送って識別し、ヒットすれば曲名・アーティスト・ジャンル情報を取り出します。Demo でも Auto Identify と Music Change 検出を含む自動認識を試せますが、楽曲認識の総数は 50 回までです。50 回を超えて使うには Event Pass、または「デモ回数リセット」(¥500)でカウンターを戻します。
Auto Identify の標準間隔は 60 秒です。これより短く(15〜30 秒)すると ACRCloud の従量課金が体感 4 倍まで膨らむため、特に長時間営業の現場では 60 秒を基準に運用してください。Music Change 検出は曲のキー / テンポ変化を見て次の Lookup をトリガーする仕組みで、Auto Identify と組み合わせると無駄な API 消費を抑えながら次の曲を取りに行けます。Genre 自動切替を ON にすると、認識結果のジャンルに合わせて Source パネル側のキュレーション動画が自動で切り替わります。
コントロール詳細
- マイク未起動メッセージ
オーディオパネルで REC が ON になっていないとき、パネル全体が薄く表示され「[REC] を ON にしてください」のようなガイドが出ます。マイクが動くまで全コントロールは入力を受け付けません。
- Lookup ボタン
1 回だけ手動認識を実行します。Demo の 50 回上限に達すると無効化され、ホバー時に「上限到達」のツールチップを出します。Auto Identify が走っている間は背景にゆっくりパルスが走り、AUTO バッジが付きます。識別中は「Listening...」表示。
- Listening バッジ(識別中)
ACRCloud に音を送っている最中であることを示すパルスバッジ。
- 認識結果カード
ヒットした曲のアートワーク・タイトル・アーティストが表示されます。
not_found時は「曲が認識されませんでした」の警告。- Auto Lookup スイッチ
自動認識の ON / OFF。ON にすると下のスライダーで間隔を編集できます。Demo でも使えますが、楽曲認識 50 回の上限に達するとスイッチごと無効化されます。
- Auto Identify 間隔スライダー(15〜120 秒、5 秒刻み)
ms 単位で内部保持しつつ表示は秒。標準は 60 秒。下げるほど ACRCloud のコストが線形で増えます。
- 無音ゲートスイッチ
無音時の Auto Identify 発火を抑制します。ON で下に閾値とオートポーズ設定が出ます。
- 無音閾値スライダー(0.01〜0.10、0.005 刻み)
これより RMS が低いと「無音」と判定して認識をスキップします。
- 自動ポーズセレクター(Off / 1 min / 5 min / 10 min)
無音状態が一定時間続いたら Auto Identify を一時停止します。バーで休憩中の API 浪費を防ぎたい場合に。
- 無音ポーズバナー
Auto Identify が無音で停止しているとき、上部にバナーで通知。
- HP Filter スイッチ
ハイパスフィルターで低域ノイズを抑制し、ボーカル域を強調して認識精度を上げます。
- Adaptive Search スイッチ + 録音長表示
入力レベルに応じて録音時間(標準 10 秒)を伸縮します。ON 時は現在の録音長 (例
8s) を脇に表示。- Music Change Detect スイッチ
キー/テンポ変化の novelty スコアを監視し、閾値を超えたら次の Lookup をトリガーします。Demo でも使えますが、楽曲認識 50 回の上限に達するとスイッチごと無効化されます。直近検知から 3 秒以内は脇に「Detected」バッジが点灯。検知していないときは novelty 値(例
1.4x)を表示。- Music Change 感度スライダー(0〜100%、5%刻み、Music Change ON 時)
novelty 検知の感度。低いほど確実に変化のときだけ反応、高いほど些細な変化でも発火。
- Genre 自動切替スイッチ
ACRCloud の返したジャンル情報を Source の Curated グループ自動切替に渡します。Demo でも利用可能。
- ACRCloud クレジットボタン(フッター)
Powered by ACRCloud の表記。クリック時は確認ダイアログを経て新規タブで acrcloud.com を開きます。
- 折りたたみ矢印
パネルを最小化します。
現場での使い所
本番前に手動 Lookup が安定してヒットする状態を作っておくと、本番中の自動化トラブルが激減します。Demo の 50 回枠で「ヒット率の高い場所と入力ゲイン」を見つけ、現場運用は Event Pass、自宅練習はそのまま Demo + 必要に応じてリセットという棲み分けが効率的です。Auto Identify は 60 秒を基準に運用し、それでもヒットしない場合は間隔を縮めるのではなく オーディオ パネル側の入力レベルを見直す方がコスト効率が良くなります。
関連設定
入力品質は オーディオ で決まります。認識結果は MV で映像連動、歌詞 で歌詞表示、再生中 で曲名表示、ソース でジャンル連動として使われます。
実運用で詰まった点や不足している説明があれば、Feedback パネルから送信できます。
自動認識や自動ローテーションなどの放置運用向け機能は Event Pass で解放されます。